中野区では、令和4年度に「子どもの権利に関する条例」を制定した後、子どもたちを権利の侵害からすみやかに救済し、子どもの権利の保障をはかるため、令和4年9月に「子ども相談室」を設置しました。
運営の状況や、相談室の様子を確認するために、「子ども相談室」を視察いたしました。
なんでも相談できます。
たとえば、
学校に行きたくない
友だちとケンカした
家に自分の居場所がない
担任が話を聞いてくれない
などなど。
話すだけでも、気持ちがスッキリしたり、元気がでることもあります。
「こんなこと相談して大丈夫かな・・・」とまよわずに、相談してください。
相談のひみつは守ります。
あなたの希望なしに、親や学校の先生に伝えることはありません。
とくめいでも相談できます。
安心して相談してください。
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/241500/d032951.html
子ども相談室には「子どもオンブズマン(子どもの権利救済委員) 」 と「子どもの権利救済相談・調査専門員」がいて、相談の内容について子どもにとって一番良い方法を考えます。
視察では、「子どもの権利に関する条例」策定の際も審議会で大変ご尽力いただいた、現、子どもオンブズマンの野村武司(のむらたけし)先生が案内してくださいました。
個別の救済対応はもちろんのこと、相談内容によっては制度上の問題を発見して制度改善を促すとともに、子どもの権利についての普及・啓発を図る活動も行っているそうです。
教育センター分室の3階にあり、個別の相談室も多く用意されていてしっかりと相談対応ができるようになっています。
お知らせのための「子ども相談室カード」や「子ども相談室ニュースレター」も見せていただきました。
子ども相談室入り口はやさしい色合いとなっており、壁の飾りは季節ごとに変えるなどの工夫をしているそうで、安心して相談ができる場所になるようにというスタッフのあたたかな心遣いを感じました。
私たちも、中野が一層子どもにやさしいまちになるよう、子どもがしっかり守られていくよう、引き続き取り組んでいきたいと決意を新たにしました。
中野区子どもオンブズマン 子ども相談室を開きました
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/241500/d032951.html
中野区子どもの権利に関する条例を制定しました
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/241500/d032358.html