視察・勉強会

世田谷区不登校支援事業を視察しました(2024年1月16日)

世田谷区は2018年より「世田谷区不登校対策アクションプラン」を策定して不登校支援に取組んでいます。

この度不登校の長期化への対応として設置された不登校特例校「分教室ねいろ」と、ほっとスクール「希望丘」を視察してきました。

不登校特例校「分教室ねいろ」世田谷中学校分教室

在籍校には行けないけれど学習の意欲が強い生徒が対象で、事前に見学・体験の経過を経て入退室検討委員会が認めた生徒が入室するものです。令和4年4月に開設され現在2年目となります。

実技教科は近隣の弦巻中学校で受講しますが、他の学びは旧教育センターの2階に教室が設けられ、生徒の自主性やチャレンジ意欲を大事にした指導を行なっているそうです。

伺った時はちょうど休み時間で、子どもたちが生き生きとした表情で思い思いに過ごしていおり、落ち着いて学べる場所になっていることを感じました。

一方で入室してから登校できなくなるケースもあり、寄り添った支援への人員配置は課題とのことでご苦労を感じました。設置に対し区内にこの空き施設があったことは幸運だったとのお話がありました。

教育支援センター「ほっとスクール」は区内3ヶ所

世田谷区の教育支援センター「ほっとスクール」3ヶ所のうち、公設民営の施設「希望丘」に伺いました(他2ヶ所は公設公営です)。

個別学習や活動体験の場となっており、見学・体験後に正式入室が決まるのは「ねいろ」と同様ですが、より自由な居場所としての意味合いが強い事業となっています。

こちらも子どもたちの自主性を重んじていて、その結果としてイラストなどの作品や活動の成果物が掲示してあり一人一人に寄り添った活動が実践されていることを感じました。教科学習への取り組みは緩やかな印象でした。

その他、不登校支援担当の配置、不登校保護者の集いの実施などの対応を伺い、施策がしっかりとした方針に沿って進められている点は大いに学びとなりました。

中野区の政策提言にも活かしてまいります。