要望・意見書

酒井区長・教育長に「学校給食費の無償化を求める要望書」を提出しました

酒井区長・教育長に「学校給食費の無償化を求める要望書」を提出しました。

提出した要請書は、以下のとおりです

中野区長 酒井直人 様
中野区教育長 入野貴美子 様

令和5年8月10日
立憲・国民・ネット・無所属議員団

学校給食費の無償化を求める要望書

学校給食法第2条に定める学校給食の目標の達成に向け、学校では給食を通じた食育が行われてきた。その意義は大きく、教科学習とともに学校教育の大きな柱となっている。

義務教育は、これを無償とすると定めた憲法第26条第2項や教育基本法第4条第2項により義務教育については授業料を徴収しないこととされており、当初は自己負担が求められていた教科書についても、教科書無償措置法等により無償化された。

一方、「食材費」(いわゆる、学校給食費)については学校給食法第11条及び同施行令により、現在では一般的に保護者負担となっている。しかし、物価高騰や新型コロナウイルス感染症の経済的影響は長期にわたっており、経済的に苦しい状況にある保護者も多く、今こそ学校給食費の無償化が切に求められる状況である。

このような状況を鑑み、立憲・国民・ネット・無所属議員団は学校給食費にかかわる下記の項目について要望する。

1. まずは、物価高騰対策として時限的に小中学校の給食費を無償化すること。実施に際しては全ての子どもと保護者に等しく支援が行き届く方策を検討すること。併せて、学校給食の質の確保に努めること。

2. 学校給食における保護者負担分に対して、自治体間で格差が生じることがないよう、国の責任により学校給食費無償化を実現するよう働きかけること。その際、地方交付税の交付団体・不交付団体の区別のない対応を求めること

以上

引き続き、要望と提案を行っていきます。

個別のご相談、お困りごど、お気軽に連絡ください。