要望・意見書

酒井区長に会派として「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望」を提出しました

中野区 立憲民主党・無所属議員団は「第5波」から区民の命と生活を守るため、酒井区長に「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望」を提出いたしました。

提出した要望書は、以下のとおりです

令和3年8月17日

中野区長 酒井直人 殿

立憲民主党・無所属議員団

新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望

7月12日、東京都に緊急事態宣言が再度発令されました。しかし、東京都の新規感染者は増加を続け、重症者・中等症患者・自宅療養者も急増し、都の医療体制はかつてない危機的な状況を迎えています。感染拡大を食い止め、救える命を救うことが出来るかどうか、今まさに正念場を迎えています。このような状況を鑑み、立憲民主党・無所属議員団は「第5波」から区民の命と生活を守るため、下記の項目について要望します。

1.ワクチン接種(2回目含む)を希望する全ての区民が確実に接種出来るようワクチンの確保に総力を挙げること。併せて、区のワクチン接種が効率的かつ円滑に実施されるよう、予約受付体制及び接種体制を再度点検し、滞りなく迅速に行うための体制強化を図ること。

2.妊娠中に新型コロナウイルスに感染すると、特に妊娠後期は、重症化しやすいとされており、また早産や妊娠合併症、胎児への悪影響のリスクが上がることから、妊婦に対するワクチン接種に特段の配慮をすること

3.訪問診療、オンライン診療等の在宅医療の体制強化、保健所体制の人員増強、パルスオキシメーターの確保、酸素濃縮装置の確保をはじめとする自宅療養者のケアに総力を挙げること。また、抗体カクテル療法が必要な場合は、高齢者施設や自宅などでも確実かつ安全に受けられるよう供給量を確保し、速やかに体制を整備するよう、国・東京都に求めること。

4.甚大な自然災害の発生リスクが高まる中、コロナ禍における避難所増設の検討、避難所における避難スペースの拡大、マスク・消毒液等の備品の確保、適切な在宅避難の呼びかけといった複合災害への備えに万全を期すこと

5.新型コロナウイルスの治療にあたる医療従事者がワクチン接種を終えている場合、濃厚接触者と認定されても14日間の自宅待機を条件付きで緩和するという国の方針について、区民に対し適切な周知に努めること。また、家庭内感染が広がっており、「家庭内に感染が疑われる方がいる場合」や「家庭内で普段から注意する点」をわかりやすくまとめ、広報・啓発に努めること。

要望書はPDFでもお読みいただけます

https://rikken-nakano.net/wp-content/uploads/2021/08/新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望.pdf

引き続き、要望と提案を行っていきます。

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