令和6年3月末をもって鷺宮小学校と西中野小学校が閉校し、4月に両校の統合新校「鷺の杜小学校(さぎのもりしょうがっこう)」が開校します。新校の校舎は旧第八中学校跡地に建設されました。この度、竣工した新校舎の内覧会に参加しました。
(1)校門(東門)
(2)体育館
体育館の床材には多目的弾性スポーツシートが使用されているそうです。
(3)普通教室
従来より広く横長です(9✕8m)。昇降式ホワイトボードと電子黒板が設置されます。
(4)音楽室
傾斜天井には木製ルーバーが設置されています。
(5)多目的室とランチルーム
一体的な空間として活用が可能だそうです。
(6)プール
消防水利や災害時の生活用水を確保するため屋上に設置されています。
(7)ほっとスペース
廊下にはベンチやおしゃべりができる空間が設置されています。
(8)道路上空通路
校地は公道を挟んで南北に分かれているため渡り廊下で行き来します。
(9)職員室
校庭をモニターで視認できるようになっています。
(10)校舎
校舎は一足制で下駄箱がありません。そのまま人工芝の校庭に出ることができます。
ちなみに、北校舎の2階と南校舎の3階とが同レベルとなっています。
(11)玄関には発電状況を示すパネル
(12)キッズ・プラザと学童クラブ
南校舎1階に配置され児童は帰宅せずにそのまま遊びに来ることができます。出入りはキッズ門を利用し学校の動線とは独立しています。
学校再編の検証と、さらなる教育環境整備へ
平成17年に定められた中野区立小中学校再編計画によって進められた学校再編は、この2校の統合で終了します。
学校統廃合により小学校は29校から20校に。中学校は14校から9校になりました。
今年度は学校再編の検証を確実に行い、さらなる教育環境整備に取り組んでまいります。